■■■ HP管理人的 XBOX360 コラム ■■■

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2006/09/18のコラム

Rockstar Games presents Table Tennisの
シークレットパーティに参加してみました。


去る9月10日に都内某所で行われた「Table Tennis」のシークレットパーティに参加してきました。
イベント初日の様子は、こちらで掲載されているので、今回のイベントの事をご存知の方も多いのではないでしょうか?
このシークレットパーティーは、「Table Tennis」の販売促進用イベントの一環として行われ、いろいろな人を招待して、発売日まで連日行われているとのことです。当日はXBOX360ファンサイトオーナーが招待されてのイベントとなりました。同伴OKということもあり、ファンサイトオーナー以外の方も多数参加していました。

なお、シークレットパーティというだけあって、場所等は非公開で行われています。
ということで、場所の詳細は書けないのですが、会場となる場所をちょっと調べてみたところ、月の賃貸料が300万円近いという、想像を絶するリッチな部屋で行われました。
日本では極めて異例な販売促進活動だとはおもいますが、よく考えてみたらTVにCMを流すだけで数百万から数千万飛んでいくらしいという話を聞いたことがあるので、こういう販促形態というのもなかなか面白い試みなのかもしれませんね。実際、海外ではこの販促活動が成功を収めているとの事ですしね。
さて、正直に言ってHP管理人の生活水準を考えると、どう考えても一生出入りすら叶う場所ではないですね。ぶっちゃけ宝くじで3億当てた程度では終の棲家にはできないレベルですしね(^^;
こういう物件が市場に存在できて、きちんと需要と供給があるということは・・・・・
お金ってあるところにはあるんですねぇ。知識としては知っていますが、実際に体感してみると、なんとも複雑な気分ですね。
ちょっと話は逸れましたが、今回のシークレットパーティですが、もちろんゲームそのものにも興味津々な訳ではありますが、それに匹敵するほど「豪華な部屋でシークレットパーティ」という怪しげな響きにも興味津々だったりしました。
えぇ、貧乏人根性丸出しですが、こんな機会はめったに無いので、興味津々。正直、なりふりかまっていられませんです、ハイ(^^;


という訳で、当日のパーティの雰囲気ですが、部屋は確かに豪華ですが、集まってくる面子そのものは
XBOX360を普段から楽しんでいるような、いわゆるゲーマー人種ですし、ファンサイトオーナーの面々とは何度かお会いしていることもあり、場違いな部屋に知らない人と・・・という緊張感もなく、とても気軽に楽しむことができました。
しかも、「飲み付き、食べ付き、御土産付きでゲーム三昧」という、単なる1ゲーマーにとっては
夢のような条件ですからねぇ。ガバガバとビールを呑みながら「Table Tennis」をたっぷりと楽しんできました。
実際にパーティに参加する前は、「単一のゲームだけで4時間のイベントはちょっと長いかな?」という
心配もあったのですが、参加してみるとあっと言う間の4時間でしたね。これも、ゲームそのものの楽しさが優れているひとつの証明でしょうか。

 

話の順序は前後しますが、「Table Tennis」は、いわゆる卓球ゲームです。
えぇ、卓球少女愛ちゃんしかり、温泉の定番スポーツでもある、あの卓球です。
この手のスポーツ系ゲームの場合、リアル路線かデフォルメ路線かがはっきりと分かれるのですが、先日発売された「TOP SPIN2」と同じようにリアル路線でのゲームとなります。只単にリアル路線、と一言で片つけてしまうと、あぁそうですかで終わってしまうのですが、このリアル具合がハンパありません。外の人が遊んでいるのを大画面モニタでビール片手にみていると、実際の卓球の試合を観戦してような錯覚を覚えてきます。
こういう気分になってくるほどのリアルさが「Table Tennis」の魅力のひとつだといえるでしょう。
正直なところ、事前に「Table Tennis」が発売されるという情報は得ていたものの、ゲームのスクリーンショットからはリアル路線の卓球という、いたって地味なジャンルであることなどを考えてみても、
「あんまりおもしろそうじゃないなぁ・・・」という印象をもっていました。
しかしながら、実際に遊んでみると、これは良い意味で完全に裏切られてしまいました。

 

卓球といえば一見すると地味なスポーツではありますが、その打速は尋常ではなく、ある域に達してしまうと、素人では全く手の出ない領域を持つスポーツだといえるでしょう。稀にテレビなどでも中継が行われているときがありますが、その打球の速さには目を見張るものがありますよね。
あのスピード感がいとも簡単な操作で自分自身で体験できるのが「Table Tennis」のもうひとつの魅力でしょう。
そういう意味では、「TOP SPIN2」などは完全に同じジャンルに括られるタイトルだとおもいます。
しかし、ジャンル的に見ると卓球はテニスなどと比べてみてステージが非常に小さいので、必然的に「人間がリアルでなければ、当然リアリティも出ない」状況になります。
そして「Table Tennis」では、肝心要の人物が、非常にリアルに描画されています。
「TOP SPIN2」もリアル路線のゲームではありますが、人物描写に関しては、「Table Tennis」の方が遥かにその上を行くだけの表現能力を持っています。
このリアリティこそが前述した「傍から見ていて、実際の卓球の試合を観戦しているような錯覚」を生み出しているといえるでしょう。まさに次世代を感じされる表現能力といえるでしょうね。
グラフィックの充実と簡単操作という絶妙のバランスが、「Table Tennis」の評価を高いものにしていると感じました。
まぁ、ゲームの詳細に関しては、今後レビューする機会もあるかもしれませんので、細かい話はこの辺にしておきたいと思います。

さて、今回のシークレットパーティは、最初の一時間ぐらいをフリープレイに割り当て、残り時間を参加者全員によるトーナメント大会で楽しむ、という式次第となっていたのですが、簡単操作というゲーム性もあり、殆どの参加者が始めて「Table Tennis」で遊んだにもかかわらず、すぐに操作になれることができたので、参加者全員で行われたトーナメント大会は初めてのゲームとは思えないほどレベルが高く、その点でも非常に盛り上がりましたね。
特に決勝戦に残ったお二人は、もはや尋常ではないレベルでの戦いを繰り広げていました。
僅か一時間程度の事前プレイでここまで高レベルの戦いを繰り広げられるのか?と正直感激に近い感慨がありましたね。
なお、HP管理人は一回戦、二回戦と順調に勝ち進んだのですが、準々決勝の試合で今回のトーナメントの準優勝の人と対戦して一方的に負けてしまいました。そのときはやはり残念だったのですが、決勝戦のレベルの高さをみて負けて納得、という感じでしたね。
トーナメントというと真剣勝負みたいな感じもしますが、実際には和気藹々で歓声が絶えない楽しいひと時でした。
現状でパーティゲームといえば、やはりエブリパーティが筆頭になるとおもいますが、今回の「Table Tennis」もまた盛り上がり要素満載のゲームといえるでしょうね。
前述していますが、卓球という地味なスポーツを取り扱ったゲームのため、事前の印象ではあまり面白そうにはみえなかったですが、遊んでみるとこれほど面白いのか!とびっくりしましたね。更に価格も4800円(税抜)という低価格設定となっているのも、大きなプラス要素ですね。
このシークレットパーティも、発売直前までいろいろな方を呼んで連日おこなわれるという事でしたので、こういった一風かわった販売促進活動がプラスの方向に働くといいですね。

なにはともあれ、ダークホースたる存在になれる要素を十分に秘めた「Table Tennis」に注目だなぁ、と強い印象を植え付けられた、楽しいイベントでした(^^

 


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