X2: Wolverine's Revenge
(エックス2:ウォルバリン リベンジ)


更新履歴:2004/08/29 スクリーンショット追加


パブリッシャー
Activision

発売日
2004/7/22

ジャンル
アクションアドベンチャー

オフラインプレイヤー数
1名

XBOX LIVE対応状況
非対応

接続器機対応状況
HDTV(D2)対応
カスタムサウンドトラック 対応

 


開発元
Gene Pool Software

希望小売価格(税抜き)
\4,800

レーティング
15 才以上対象

公式サイト
XBOX公式サイト内紹介ページ

 


このページ内で使われている
ゲーム画面のスクリーンショット
および動画はすべて自宅環境にて
撮影されたものです。
そのため、画質等は実際の
ゲーム画面よりかなり低めと
なっておりますので、
その点をご了承ください。

 

■■■ ゲームレビュー ■■■

○英語が全く判らない人の英語タイトルソフトのレビュー(^^;
えー、お恥ずかしい話ですが、HP管理人は英語が全く判りません。
よく、「判らない」といいながらも、中学英語程度ならなんとかなっている方も多いのが現実ですが、
HP管理人に関しては、筋金入りに英語はダメです。ええ、お話にならないぐらいダメです。
もう、中学1年の頃から英語だけは赤点ラインを行ったり来たりの成績で、結局そのまま大きくなってしまいました。
自慢ではありませんが、いまだに中学一年生の英語の試験をやらせたら、赤点ラインまっしぐらの自信が有ります(^^;
そんなHP管理人が送る、英語タイトルのレビュー第二弾となります。
・・・・・・えー、冒頭はいきなり前回の殆どコピペで始まりました、今回のレビューです(^^;

 

○出典は、アメコミが原作の映画
X2は、映画のX−MEN2の公開と同時に発売されたアクションゲームとなります。
X−MEN2は日本でもそれなりにヒットした映画ですので、御覧になられた方も多いでしょう。
もともとはX−MENはアメコミが原作となります。アメコミが原作という点では、スーパーマンやスパイダーマン
なんかもそれにあたりますね。
ゲームそのものは、X−MENの主役クラスの登場人物である(主役と言い切って良いのか良くわからないので)
Wolverine(ウォルバリン)となって、単独で戦いを繰り広げるアクションゲームに該当します。
ストーリーもあってないようなものですので、英語がわからなくても純粋にアクションゲームとして楽しむことができます。
なお、声の出演は、Wolverineがマークハミル、Professor Xにはパトリックシュチュワートが担当しています。
パトリック スチュワートは、映画版X−MEN2でもProfessor Xを担当しておりますが、
TV版「新スタートレック」で、艦長役で出演しておりますので、X−MEN2を見たことがない方でも
顔を知っている人は多いでしょう。また、マークハミルといえば、ご存知スターウォーズのルークスカイウォーカー役で
これまた有名な方です。残念ながらルーク役以降、あまり大きな当たり役にはめぐり合っては居ませんが
声優活動などの経験も豊富なようです。

えー、ゴツイですね。映画版のウォルバリンとは似ても似つきません(^^;

 

○映画を見ていたほうがよいか?
原作付きゲームの場合、原作を知らないと全然面白くないゲームというのもたくさん存在しますが、
このX2はどうでしょうか?
流石に日本でアメコミ版をみるというのは、少々手軽さに欠けますので、ここはやはりレンタル屋さんで
気軽に借りられる映画版を見ていたほうが良いか?という点になるのですが、
個人的な感想としては、別に映画を見ている必要はない、と感じました。
別に原作を知らなくても遊べるアクションゲームであることと、
キャラクタの造詣が、キャラクタを人間が演ずる映画とは違い少々ゴツサが目立つ為、
映画でのWolverineを連想させないのが、個人的にそう感じた理由となります。
ただ、流石に全く原作のことをしらないと、手から鍵爪が飛び出したりHPがどんどん回復する理由付けが
できないですよね。ただ、これはそういうものだ、と割り切れば済むだけの話ですし、
それに、そもそもX−MENに興味の無い方が手軽に購入を決めるようなタイトルとも思えないので、
この手の話は杞憂的な問題ではあると思いますが(^^;

 

○ちょっと難易度は高めだけれども、楽しめるアクションゲーム
これは海外のゲーム全般にいえるのですが、基本的に海外のゲームは国産のゲームに比べると難易度が高めです。
昔は、日本でもやたら高難易度のゲームもあったのですが、これらは高難易度というよりもは
ゲームバランスが悪い部分がめだったのですが、海外ゲームでは、バランスは整いつつも結構むずかしめという
印象を受ける場合が多いです。
実際に遊んでみると、即死系トラップがあったりと、意外とポコポコ死んでしまっています(^^;
ゲーム内では、何度も即死系トラップで死んではその位置や対策を覚えたり、センスと呼ばれる特殊技能を
上手く使ったりして、工夫をしながら進められるという点で、なかなか楽しく感じられるつくりとなっています。

ドアが閉まっていても、隣りの配線をぶち破るという短絡というか馬力系な解決方法ですね。


金網なんかも気にしない、気にしない。ぶち壊して進めばOKというあたりがアメリカっぽい?(^^;

 

○良いことばかりじゃレビューにならない
1.少し単調さを感じてしまう戦闘
ゲームの操作は非常にシンプルで、一度操作を覚えてしまえば、ザクザクと進める手軽さがある反面、
ちょっと言葉で表現しにくい部分なのですが、なにか単調さを感じてしまう部分が結構あります。
これは、操作が簡単である分、戦闘方法も比較的シンプルであることに加えて、
セーブが自由に出来ない為、死んでしまうとある程度話が巻き戻ってしまい、また同じ事を
繰り返しやらなければならないところから感じるのだとおもいます。
まぁ、そんなに簡単に死んでしまう自分のへたくそさが問題といえば問題なのですが(^^:

うっかり地雷を踏んで瀕死! でも、鈎爪を格納すれば自動的にHPが回復するので、じっくりと時間をかければ、
意外と死なないで済むかもしれませんが、その分進行にダルさが残るかもしれません。

2.見た目の魅力の乏しさ

一般的に、Xboxのゲームというと、そのグラフィックの美しさが大きな長所になりうるのですが、
X2では、その部分が他のゲームに比べると見劣りがしてしまいます。
Windows版のFPS系ゲームなど、いろいろなゲームを総合的に判断すれば、
感覚的に「十分普通の水準」はクリアしているのですが、やはり、他のXboxのタイトルと比べると
少々見劣りがしてしまうのは事実でしょう。
もっとも、グラフィックが少々見劣りがするからといって、ゲームがつまらない、ということは決してないのですけどね。

 

○総括
「アクションゲームが好き」「X−MENの登場人物ではウォルバリンが好き」の両方に
該当する人であれば、お買い得なお勧めタイトルとなりますし、どちらかに該当するという方でも
十分に買いといえるタイトルでしょう。
ただし、映画版のウォルバリン(ヒュー・ジャックマン)がカッコイイとおもい、X2にもそれを期待する人には
まずは、よくSSなどをみてから購入をしてみてくださいと、お断りしておきます。
お世辞にも、ヒュー・ジャックマンには似ても似つかない、筋肉団子みたいなキャラ造詣ですので(^^;