■■■ ゲームレビュー ■■■
○英語が全く判らない人の英語タイトルソフトのレビュー(^^;
えー、お恥ずかしい話ですが、HP管理人は英語が全く判りません。
よく、「判らない」といいながらも、中学英語程度ならなんとかなっている方も多いのが現実ですが、
HP管理人に関しては、筋金入りに英語はダメです。ええ、お話にならないぐらいダメです。
もう、中学1年の頃から英語だけは赤点ラインを行ったり来たりの成績で、結局そのまま大きくなってしまいました。
自慢ではありませんが、いまだに中学一年生の英語の試験をやらせたら、赤点ラインまっしぐらの自信が有ります(^^;
そんなHP管理人が送る、英語タイトルのレビュー第5弾となります。
・・・・ええ、もういいかげんにしろ、という感じのコピペで冒頭が始まりました(^^;
○SWATってなによ?
このゲームのタイトルでもある「SWAT」という単語を耳にする機会もあるかとおもいます。映画にもなっていますしね。
ちなみに「SWAT」とは、SPECIAL WEAPON AND TACTICSの略称のようですね。
端的に行ってしまうと、アメリカ警察の特殊部隊に該当します。出動対象は凶悪犯罪への対処が主になるようですね。
でもって、話はゲームのほうに戻りますが、タイトルから容易に想像できるように
このゲームでは、SWATの一員となって凶悪犯と戦うアクションゲームとなります。
ゲーム形式としてはHALOとおなじようなFPSタイプとなりますので、より臨場感にあふれるプレイが楽しめる内容となっています。
ブチコロスだけがSWATの仕事じゃありません。犯人逮捕もします。
ちなみに右側のSSは犯人ではなくて被害者(と思われる)のような気がしますが、
「抵抗するな!」コマンド(超意訳)で脅すとこの通り。
○英語がわからなくて、果たしてゲームになるのか?
今回の作品は、英語版ソフトを敢えて日本語ローカライズせずに、英語版のまま販売すると言う企画である
「ワールドコレクション」から発売されています。よって、当然のことながら、ソフトの内容は完全に英語版となります。
作品によっては、殆ど英語版で気にならないものもあれば、これは是非日本語へのローカライズを・・・・と
強く思うものもありますが、SWATはあまり気にならない部類に分類されるとおもいます。
もちろん、英語がわかったほうがより楽しめることは間違いありませんが、
殆ど言葉の意味などわからなくても、どんどん先に進むことが可能ですので、
あまり深いことは考えずに、気分爽快に敵を打ち殺しまくりましょう(^^;
左のSSはミッション冒頭のシーン。舞台背景などを説明していると思われるが、さっぱり英文読めません。
それでも別にゲームに支障はありませんので、その点は一安心。
右のSSはゲームの途中で仲間に扉を爆破させるシーンですが、
このように英文が出てくる訳ではないので、特段困ることはありません。
○基本操作はシンプルですぐに世界に没入可能
SWATの操作はシンプルで、HALOなどのXBOX版FPS系ゲームを一度でもプレイしていれば
ほとんどマニュアルなしですぐに操作が可能になるとおもいます。
XBOX版の他のFPS系ゲームでも強く思うことですが、右トリガーで銃を乱射するという操作は
実際に銃を打っている感覚に通じ、非常に爽快感が強いですね。
ゲーム内では、数名の少人数のチームで行動しますが、自分はリーダーとして行動しますので、
各種トラップなどは仲間に解除を指示してゲームを進める形になります。
仲間への指示というと、煩雑になりそうな気がしますが、方向パッドを入力するだけの簡単な指示方法ですので、
このあたりは、軽くマニュアルに目を通すだけですぐに操作を覚えることができるとおもいます。
左のSSが、方向キーをつかった仲間への指示を行う画面。
右のSSが、特定の場所でなにをするかの指示画面。指示を間違えると思わぬ窮地に陥ることもしばしば。
○ボイスコマンドは雰囲気満点
SWATの大きな特徴として、ボイスコマンドシステムが塔載されている点が上げられます。
これは、通常コントローラーで操作する仲間への指示などを、自分の声で仲間に指示を出せるというシステムです。
もちろんマイク接続が必須になりますが、これはかなり雰囲気アップにつながるシステムだと思います。
例えば、方向キーを使って「FOLLOW ME」コマンドをつかう場合、マイクにむかって
「フォロー ミー」と発声することによって、コマンド入力ができるというものです。
あまり煩雑に使用するコマンドが全て音声だと、いささか疲れてしまうかもしれませんが、
そのときは普通にコントローラで指示を出せばいいだけですので、雰囲気を出して遊びたい場合に
是非使ってみて欲しいシステムですね。
実際につかってみると、画面に向かってしゃべる形になるので、家族とかがいる部屋でいきなりやると
驚かれてしまいますが、それはそれとして、とても画期的なシステムといえるでしょうね。
○LIVE対戦には非対応なものの、豊富なゲームモード
FPS系といえば、LIVE対応で対戦、というのが主流になっているとおもいますが、
SWATはLIVEでの対戦に対応していません。
だからといってつまらない、という訳ではなく、以下のような豊富なゲームモードが用意されていますので、
すぐにやることがなくなってしまうということはないとおもいます。
・CAMPAIGNモード
いわゆるストーリーモードです。1つのミッションをクリアすると、次のミッションを選択できる、という形式です。
・TIME ATTACKモード
ミッションを時間制限制でクリアするモードです。達成率などでタイムが増減したりします。
・COOPERATIVEモード
画面分割式の2人協力プレイです。全部で10のミッションが用意されています。
・COOPERATIVE TIME ATTACKモード
協力プレイ用のタイムアタック形式となります。
・DEATHMATCHモード
一対一、もしくはチーム対抗にでの4人での対戦が楽しめます。
キャンペーンモードの最初のミッションを無事クリアすると、2つめのミッションが選択出来るようになりましたが、
それ以外のミッションはまだ選択できません。
ちなみに、最初の面をEASYでクリアすると、次の面はEASY以外の選択はできないようになっています。
○良いことばかりじゃレビューにならない
1.ちょっと不案内さを感じる部分も
実は最初のプレイで、とある場所に入ろうとするといきなりゲームオーバーになってしまう部分があり、
なんどやってもうまくいかないので、マニュアルなどを読み直してみたりしましたが
特に情報がのっておらず、少々苛々する部分がありました。
何度かやり直すうちに、それが接近すると爆発するトラップであり、仲間に対して「USE」コマンドを
使用することにより解除が出来ることが判ったのですが、いきなり最初の面でのことでしたので、
ちょっとなんだかなぁ・・・と思う部分がありました。
まぁ、こういうあたりがいわゆる洋ゲーらしさでもあるのですが、
最近は、ゲーム開始時は親切丁寧なチュートリアルから始まるゲームばかりやっていた為か、
おもわぬ不覚をとってしまったような気分を味わってしまいました。
できれば、最初はチュートリアルから始まってほしいなぁ、と思ってしまった次第です。
無造作に部屋に入っただけで部屋の真中にある爆弾が反応して即ゲームオーバー。
でも、扉を開いて部屋の外から覗いてみると中に爆弾があるのが確認できます。
ここではUSEコマンドがつかえ、仲間が無事トラップを解除してくれました。
これに気がつくまでに、一体なんど死んだことか(^^;
2.ボイスコマンドの認識率が(個人的に)微妙な点
冒頭に書いてありますとおり、HP管理人は英語が全然ダメなひとであり、
もちろん発音もさっぱりな訳ですが(以前海外旅行にいったとき、食事のオーダーなど全く相手に通じませんでし(^^;)
このボイスコマンドでも、やはりどうやってもこちらのコマンドが認識できないものがいくつかありました。
できれば特定のコマンドに対して、こちらが発音したものを登録する形式のものであればよかったのですが、
1つのコマンドに対して複数の発音がサポートされており、認識率の高いほうが選べるようになっているなどの
工夫もしてありますし、それ以前にちゃんとした発音ができればなんら問題がない訳ですので、
これを悪い点といっていいのかどうか微妙な部分ではありますが(^^;
ボイスコマンドの認識画面。左側が待機画面なので、ここで「FOLLOW ME」とマイクに向かって発声すると
発声認識率が横グラフで表示される。ここではある程度認識してくれたが、
まったく認識してくれないコマンドもあった。・・・・・つまり発音が全然出来ていないとダメだしされた、と(^^;
○総括
・あくまでも英語版のソフトである。言語の問題はもちろんのこと、ゲームバランスもまた海外ゲームのそれであること。
・FPSが好き。すくなくとも3D酔いはしません。
・SWATとかSATとか、そっち系の特殊部隊に興味があります。
この3点の条件をいずれか満たした人であれば、かなり楽しめる作品でしょう。
なんといっても、ワーコレだけあって、値段も安いですしね。
ただ単に撃ちまくるだけではないFPSでありつつも、難易度設定を調整すれば
ちょっとした油断から撃たれたらすぐに死亡、ということもなく、おもったよりも門戸が広いのも個人的には歓迎ですね。
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