Hexic HD
(ヘキシック エッチディ・・・かな?、読み方不明です)


更新履歴
2006/07/01 公開開始

発売元
Microsoft Game Studios

発売日
2005/12/10

カテゴリー
パズル & ワード

オフラインプレイ
1名




このページで利用されているスクリーンショットは、全て公式サイトにて公開されているものとなります。

開発元
Microsoft Game Studios

マイクロソフトポイント
バンドルソフトの為、無料

レーティング

CERO A(全年齢対象)

オンラインプレイ
オフライン専用



■■■ HP管理人的 ショートレビュー ■■■

○無料でフルバージョンが楽しめる「Hexic HD」
Hexic HD は Xbox 360のハードディスクに最初からインストールされている、いわゆるバンドルソフトとなります。
その為、基本的にフルバージョンは有料配信となるXboxLiveArcadeのタイトルの中で、唯一無料でフルバージョンを遊ぶことができます。
無料ゲームと侮る事なかれ。落ち物パズルゲームの代名詞であるテトリスを作成したアレクセイ・パジトノフ氏が原案を出している本格的パズルゲームとなります。ちなみに、このアレクセイ・パジトノフ氏ですが、別にゲーム作家という訳ではなく、旧ソ連の科学者だったりします。科学者とゲームの結びつきなんて、ちょっと意外ですよね。ちなみに、テトリスはプレイヤー側にとっても開発側にとっても大変刺激的な作品となっており、かの昔、HP管理人やその当時の同僚先輩達も、仕事が暇なときになどにテトリスもどきを自作してみたり、お互いに作ったもので遊んだりしていました。・・・・もうかなり昔の話ですね。ちょっと昔を思い出してしまいました。ちなみに、HP管理人はゲーム業界の人ではありませんし、今は全く違ったジャンルの仕事をしています。・・・あぁ、何もかもが懐かしい(謎

画面を見る限り、結構アクション要素が強そうな感じはするものの、実際はアクション要素はかなり低め。
じっくりと腰を据えてプレイする、思考タイプのパズルゲームに仕上がっている。個人的には、テトリスより、
Hexic HDのほうが科学者がつくりました、と言われてより納得できる内容だと感じることしきり。

 


○反射神経とブロック構築が命のテトリス。それに比べると深い思考がモノをいうHexic HD
ゲームの基本的な操作は、画面内の3つのブロックを回転させ、同じ色のブロックが3つ以上連結されるとそのブロックが消えて、1コンボ成立。最終的に規定のコンボ数(画面左側に表示)を発生させると1面クリア、という流れになります。これが基本形で、もうすこし派生系もありますが、詳細はゲーム内のヘルプを見ていただくと良いでしょう。なんにしろ、ルールは非常にシンプルで小さいお子さんでもすぐに理解できるであろうと思われるものです。
また、Hexic HDには、3つのゲームモードがあり、そのうちの一つ(タイマー)は比較的リアルタイム要素が強いものの、他の二つのモード(マラソンとサバイバル)の関しては、ぞもそも時間制限がありません。ちなみに、テトリスでは落ちてくるブロックと、その次に落ちてくるブロックを瞬時に判断し、どんどんとブロックを消していくという、いわゆる落ちモノパズルゲームの祖になったゲームですが、Hexic HDも落ちモノに近い作りをしているものの、その内実はアクション性は非常に低く、限りなく思考タイプのゲームバランスとなっています。画面の雰囲気などからは、忙しいリアルタイム要素の強いゲームを想像されるかと思いますが、極端な話、コーヒーでも飲みながらじっくりと画面を眺めて、より良い攻略法を構築してから操作をする、というおよそ一般的な落ち物パズルゲームとはかけ離れたゲームスタイルになっています。その為、実際にプレイしてみるとわかるのですが、1プレイあたりの時間はかなり長く、数十分から場合によっては1時間以上も1プレイに要する場合も多くあります。少なくとも、5分時間が空いたからちょっとやってみるか、といった感じではありませんね。それこそ、秋の夜長に・・・という訳ではありませんが、じっくりと腰を据えて挑む、といった感じの心構えがあったほうが良いでしょう。
ゲームのルールや操作そのものはシンプルそのもの。それでいて深い思考が必要、という一風替わったゲームスタイルを持つのがHexic HDの大きな特徴でしょう。

左側は、おそらく終了条件に当たる状況・・・・なのではないか、と。
正直、一度もクリアできたことはないので、これで正しいのかどうかも不明。
それはそれとして、この状況をつくりだすこと自体すら、至難の業(だと、ヘタレなHP管理人は感じています)。
右側は、ちょっと特殊な操作の仕方。通常、画面内の3つのブロックを回転させてブロックを消していくのだが、
真中に白い星を配置した場合、このような周りに6つのブロックを配置した状態で回転させることができる。
このように、あるときは特殊動作を使い、又あるときは落ちてくるブロックを運に任せてクリアを目指していく。
もっとも、運に任せてばかりでは、クリアするのは非常に厳しいだろうと容易に推察できる。

 

 

○良いことばかりじゃレビューにならない
1.深い思考を意味の薄いにしてしまうランダム要素と、限りなく難しそうなクリア条件
例えば、テトリスの場合、次に落ちてくるブロックが事前に表示される為、ある程度の戦略は(瞬時に立てる必要はあるものの)立ててゲームを楽しむことが出来ます。しかしながら、Hexic HDの場合、落ちてくるブロックはまったく予想がつきません。その為、ある程度の連鎖は計算して発生させることが出来る反面、ある一定以上の連鎖になると、あとはランダム要素に任せて連鎖が伸びるのを眺める、ということになります。深い思考を要求するゲームであれば、もうすこしランダム要素は少ないほうがより達成感が強くなるだろうな、というのが正直な感想です。例えば、究極の思考ゲームの一つである詰め将棋には、ランダム要素などは微塵も無いですからね。また、各ゲームモードには、それぞれクリア条件が設定されているのですが、この条件が「それって本当にできるの?」と聞きたくなってしまうような条件が設定されているところも、少し気になるところです。テトリスのようにクリア、というものが存在しないほうが帰ってよかったのかな、とも思う反面で、これぐらい難しい条件だからこそチャレンジのし甲斐がある、ともいえるかもしれないので、このあたりは評価の分かれるところだとはおもいますが、もう少しクリア条件が緩くてもいいのかなぁ、とは感じました。

 

○総括
XBOX360ではバンドルソフト扱いの為、無料でフルバージョンが遊べるHexic HDですが、MSNなどでパソコン版を購入すると2000円弱の価格設定がされている、立派なソフトとなります。つまり、無料ソフト=ダメソフト、という訳ではない、ということですね。また、アクション要素の高いパズルゲームが増えている昨今、これだけじっくりと思考をめぐらせて、腰を据えて楽しめるパズルゲームと言うのも、また貴重な存在だとおもいます。
激しいアクション性を求めてHexic HDをプレイすると、思わず拍子抜けしてしまうとおもいますが、逆に「パズルゲームは好きだけど、アクションは苦手なんだよな」という人には、結構ツボにはまるゲームである可能性もあると思います。
なにはなくとも、インターネット接続環境すら必要の無い無料のバンドルソフトですから、お手軽に遊ぶことができますね。まだ一度も試されたことのない方であれば、是非一度チャレンジして欲しいゲームです。はたして、このゲームを毎回確実にクリアできる方は、一体どれだけいるんでしょうか?